社員インタビュー Vol.01

第1弾は株式会社デザインの代表、塩満さんに話しを伺いました。

「案件ガチャ」「現場ガチャ」と言われることも少なくないS E S。希望とは大きくかけ離れた業務に疲弊したり、本音は行きたくない現場に行かざるを得ない状況で、心身ともにすり減らしながら働くエンジニアは少なくありません。

その点に疑問を感じ、技術者の希望するより良い働き方、社員が伸び伸びと仕事に取り組める労働環境を実現しているのが株式会社デザインです。今回は代表の塩満雄介に、働き手の満足度を高める “エンジニアファースト”の働き方を叶えられるその理由と、今後のビジョンについて語ってもらいました。

過去の苦い経験から生まれた、働き方への強いこだわり

現場で働く社員に寄り添い、耳を傾け、希望に沿う働き方の提供に徹底するデザイン。塩満が仲間の働きやすさにこだわる理由は、自身の過去に理由があると言います。

「新卒で就いた仕事は食品業界の営業職でした。現場で8年勤めましたが、その過程で、かわいい後輩たちがどんどん辞めていくという苦い経験をしたことがあります。本当はやりたいことがあるのに、縛りが強く自由のきかない環境で、会社のコマとして働く姿に疑問を感じていました。しかもかなりの安月給――。ただ、すでに出来上がっている組織を変えていくのはなかなか難しい。そんな強烈なジレンマを感じていました」

社員一人ひとりの働き方をもっと尊重できる方法はないのかーーそう考える塩満が次に選んだのは美容業界でした。2年半にわたり、美容ディーラー兼美容サロンの売上拡大を図るコンサル経験を培った塩満は、2019年5月株式会社デザインの立ち上げにジョインすることを決意します。

「美容業界にいた頃、古くから付き合いのある友人が会社設立の話を持ってきました。立ち上げに参画するのは非常に勇気のいることですが、自身が得意とする営業経験を生かしながら、これまでの葛藤を糧に組織づくりや環境づくりをできるとは、チャレンジしがいがあると思ったのです」

自由度の高い社風で業績U Pを貫くデザイン

全くの異業種からS E S事業に参画を決めた塩満。C F Oを務める山下と共に会社を成長させ、現在5期目に差し掛かります。業績は現在右肩上がりで伸び続けていますが、ゼロから立ち上げた会社の雰囲気は実際にどのような体制になっているのでしょうか。

「デザインは圧倒的に自由度の高い会社です。私自身の過去の経験や、大手で同じように無意味なルールに違和感を感じていた山下の経験から、自社では自由な働き方にこだわってきました。タイムカードや日報、月報など、行動を管理する窮屈なシステムは一切排除。働く社員を疲弊させてまで、不必要に人を縛ることはない。とはいえ自由にはもちろん責任が伴いますから、怠慢が許されるわけではありません。今いる社員メンバーの性質はそれぞれが互いに熟知しているので、自由な環境下であってこそ共に会社の発展を目指し、全員で業績を伸ばし続けられています」

社員への信頼がしっかり醸成された自由な職場。代表の目指す労働環境がしっかりと組織に落とし込まれている。ところで“株式会社デザイン”とは、S E S業界の中でも非常に珍しい社名。そこに込めた想いについて聞いてみました。

「社員にはまず第一に、自分の人生を大切にしてほしい。仕事はあくまで、人生を作る一つの手段にすぎません。だからこそ私たちの会社では、自由な社風を築いてきました。弊社に関わる社員、エンジニアのみなさんが、仕事をとおしてこれまで以上により豊かに、より良い人生をデザインしていただけるようにーー。この価値観をわかりやすく世に浸透させたかったのが由来です」

高い営業力で実現していく好条件な案件獲得

そんなデザインの強みはどこにあるのか。その問いに塩満は「エンジニアが選択できる案件数が他社より豊富であること。加えて、前職よりも確実に給与アップが実現できる点ですね」と真摯に答えてくれました。

「先に述べたように、弊社の社員には過去よりもさらに良くなってもらえるよう、前職よりもキャリアアップ、給与アップを叶えてもらいたいという想いがあります。S E Sは案件ガチャと揶揄されることの多い業界。実際に、他社のエンジニアさんが「実はこの案件行きたくないんですけどね・・・」と本音を漏らしているのを聞くことがよくあるんです。自分の社員には絶対にそういう想いはさせたくない。

そのためには『どういった案件がいいか?』『どんな案件にチャレンジしたいか?』入念に技術者にヒアリングをし、その後に客先営業をかけていくので、極力社員の希望に寄り添った仕事の提供は実現できていると自負しています。デザインに入社してくれた方には、前職よりも良い環境を提供したいのでもちろん給与面でもしっかり還元できるよう努めています。

希望に寄り添い、社員の働き方を追求する

周囲の声を積極的に聞きながら、自社の組織づくりにしっかり生かしていくデザイン。すごいところは、それだけではありません。仕事案件の質が高い点もエンジニアの働きやすさに繋がると本人は続けます。

「案件が多くても、働きにくい勤務先ばかりでは意味がありません。私たちは大手と取り引きするパートナーの企業様とも良好な信頼関係を築いてきました。提携数はその数ざっと30社ほど。まさに私たちの強みはここにあります。そのため、案件は上流工程がほとんどですね、他社より圧倒的だと思っています」

その強みの理由はいったいどこからきているのでしょうか。

「私たちの強みは3つあります。まず圧倒的な営業力。営業メンバーは私を入れて3人ですが、それぞれに異なった性質が備わっているため、幅広い案件を抱えられている。次に交渉力。私たちはとにかくお客様の求めるニーズに的確に応えます。上流工程の案件をしっかり確保できてこそ、エンジニアの給与アップが実現できるのでーー。そして調整力。人材と案件内容をいかにマッチさせていけるか、そこには双方からの強い信頼が求められます。「社員が待機になりそうや。塩満さんに頼んだら案件を見つけてくれる」と嬉しいお言葉をいただいたこともありますが、このように企業様がお困りの際には、まず一番に期待される我々でいたいと思っています」

パートナー企業とのコネクションが非常に強いデザイン。人材の供給がしやすい理由には緻密な戦略が隠されていた。

自社サービス、上場。代表が見据える目標と戦略

会社設立から現在5期目。S E S事業のみで現在の売上は2億超。財務面では、設立間もないベンチャー企業よりも安心安定にみえます。今後の目標や戦略はどのように描いているのでしょうか? 

「主軸となるS E S事業は継続しつつ、今後は受託サービスも視野に入れています。世に自社のソリューションを提供していく過程で会社の企業価値をしっかり上げていき、数年後には東京支社の出店および上場も見据えています。そのためには組織を拡大していく必要があるので、一緒に社員をマネジメントできる幹部候補のエンジニアを採用しなければなりません」

本格的に上場を目指していくのであれば、エンジニアの視点から経営を考えていく必要があるのでしょうか?

「はい、できるだけ早く採用したいと考えています。20代、30代、40代でやる気とスキルのある方なら、重要なポジションもお任せしたい。仲間が増えるとやりたいこともできることも増えるので、エンジニアの社員を倍増させていきたいですね。そしてゆくゆくは自社サービスで、世の中に大きなインパクトを与えたい。そんなビジョンを共に実現できる仲間を募集しています」

一緒に「エンジニアが働きやすい会社」を作っていきたい仲間を募集

現在、積極的にエンジニア採用も進めているデザイン。どんなエンジニアを募集しているのか、塩満は次のように語りました。

「成長意欲のある方なら、どんな志向性でもかまいません。欲を言えば核メンバーとして社員をまとめ、引っ張っていけるようなマネジメント力のある方だと嬉しいですが、コツコツと自分のスキルを磨きたい方も大歓迎です。エンジニアの働きやすい環境を作るのが私たちの仕事。デザインに入社してくれた方には、前職よりも良い環境を提供します。『こんな案件がしたい』『こんなキャリアを築きたい』など、意見をたくさん聞かせてもらえると嬉しいです。自分たちが働きやすい会社を自分たちで作っていく。そういう思いを持って参加してほしいと思っています」

株式会社デザインでは一緒に働く仲間を募集しています。